昨日からの再スタート

昨日23日(月)
三男が児童相談所の職員の案内で無事に施設に入所してきた。
パンフレットをみながら楽しそうにしていた様子も
あったので22日(日)の夜から
「明日23日(月)の用意する」と言ったがそのとき丁度
次男が寝静まるころで部屋の明かりを落としたため、
私が「〇〇(次男)が寝てるし、ごそごそ
物音たてるとやだろうから明日の朝用意しよう」と
言うと素直に聞き入れすぐに床についた。
次男も入所の予定では、あったが卒業式や卒業式の予行練習などの
ことも気になりだしたらしく、
22日(日)には、行きたくないと急に言い始めた。
次男には、「酔うのが心配?」「行く前に酔い止めのもうよ」
と聞いても「行きたくない」と言ったので
明日、起きてみてどんな様子かで三男と一緒に連れて行こうかどうかを検討してみることにした。
次の日の朝になりもう一度次男の気持ちを確かめてみたが
「行きたくない」と返事をしたので無理には、誘わなかった。
23日(月)の朝、朝食を下2人の兄弟は、ちゃんと食べた。
その間の長男の様子は、下の兄弟2人より早めに朝食を食べ終え
自分の部屋でTVゲームをしていた。
下の2人の兄弟が朝食を済ませてすぐに
三男がささっと自分の着替えをリュックに詰めだした。
家から出かけるまでまだ1時間ほど前だったがさっさと準備をした。
行くのをいやがる次男に対しては、「薬のめよ〜」と誘っていた。
そのような状況で次男がいやがってるのがわかっていても三男は、
「家にいるよりいいや」といいながら家を出る予定時刻30分前になると上着を着だした。
三男なりに新しい再スタートを楽しみにしているのだろう。
多少はやめでは、あったが準備を済ませ
三男と私とで児童相談所へ行くために電車に乗り
児童相談所で職員と合流し、そこから現地(施設)へと車で向かった。
三男は、かなり緊張している様子だった。
現地(施設)に到着するまでの車内での様子は、
「トイレは?」と何度か聞いたが首を横に振るだけで外をじーっと眺めていた。
現地(施設)に到着するまで約1時間半ぐらいは、かかった。
到着してから寮夫と面会し、入所している年齢層や
三男が一緒に寝る部屋には、どのような子がいて何人いるのかも聞いた。
お昼が近かったため、施設内を案内してくれる方が
来てくれたが「配膳の支度が終わるまでTVでも見てて待ってください」と私と三男が二人きりで
TVを一緒に見た。
ちょうどそのころの時間帯では、TV番組はニュースがほとんどだったが
三男と私と二人でいろんな事件のニュースを眺めた。
三男は、「なんかゲームとかしたいな」とつぶやいていたが
その場には、三男が遊んで楽しそうな遊具がなかったので
「あとでいろんな部屋見てきたらどこかになにかあるかもね」と
言ってあげた。
三男と私が二人きりになれた時間があっというまにすぎ
施設の職員が「食事の用意ができました」と三男を迎えに来た。
三男とは、施設内の食堂でお別れをしてきた。
お互いにちょっと辛い感情のままだった。
家に戻るまでの間には、そこの施設に案内してくれた児童相談員と
今後の課題(長男)についてはやく話をまとめてほしいと要望を強く訴えた。
次男についても今後どのような方向で話をすすめるのかも大事なのだが
長男の暴言や暴力行為については、なんの解決策もなされていない。
このまま次男は、長男と一緒に生活できるのかどうかも心配だ。
昨晩は、三男が居ない状況におかれ
いつもの活気が薄れてみんなそれぞれしーんと静まりかえっていた。
私は、申し訳ない気持ちと寂しさで眠ることが出来なかった。